<東京中央銀行 大阪西支店 <浅野支店長の指示に従い>
<西大阪スチールから <しかし表向きは優良企業に見えた
<実は 莫大な負債を隠すために <銀行から <半沢達は 5億円の融資を <浅野支店長は その全責任を>
<半沢一人に <しかし 半沢は真っ向から対立し>
<何としても5億円を取り返し>
<ぬれぎぬを晴らすと <それは 半沢が <唯一の道だった>
≪(江島)どういうつもりだ 半沢➡
聞き取り調査で お前は 自分の責任ではないと (半沢)本部の連中は 明らかに
あの5億の貸し倒れを
我が大阪西支店の責任に そうではないと ≪(江島)支店の責任!?
私は事実を申し上げたまでです
(江島)融資課長である君の責任で 事実は (浅野)江島君 しかし 今回のことで
本部の君に対する評価は 汚名返上するなら でないと私も もちろん このまま無抵抗で 押しつけられるようなことだけは どうぞ ご安心ください
≪(竹下)こんなボロボロやったんか ようもここまで 3年分の裏帳簿だけでは
銀行の人間でも こちらの帳簿と (竹下)そんなこと お安いご用や
状況 かなり悪いんか?
はあ…
あッ? 変やな これ うちの売り上げは そやのに 向こうが支払ったんは…
7億!? 帳簿 お願いします!
(東田)全部 計画どおりだったな
これを見るかぎり 東田は つまり 3年がかりで 準備をしてた 恐らく 西大阪スチールの倒産は うちから まるで計ったように倒産したのも
これだけ国税が動いているのも 東田は わざと潰すことで ほんなら何か?
東田は 俺を利用して
計画倒産やってたっちゅうんかい
おまけに 会社まで潰されて…
俺から 騙し取った金は
あいつの懐にあるってことか
アーッ! アーッ アーッ
アーッ ヤーッ アッ…
ハハハッ…
半沢はん わしは学のない男や
やっぱり アホやったんやろか
いいえ
騙したほうが悪いんです
決まってるじゃないですか
半沢はん
改めて お願いするわ
東田 見つけ出して
こちらこそ お願いしまっせ
社長はん!
一つ お願いがあるんやけどな 気色悪い大阪弁は
ただいま~
(花)お帰り~
頼んでたお土産 あ~ッ
え~ッ
ごめん
明日のお茶会に持っていくって 花ちゃん 花ちゃん…
うまいッ 花ちゃん これ やっぱ こんな安もんじゃダメか
明日 朝イチで買いに行かなきゃ
副支店長の奥さんだろ? 使うわよ!
花ちゃん 気にならないのか? どうせ またやっちまったんでしょ だから こうやって副支店長夫人の 直樹がそんなんだから そんなんで
分かってるわよ
けど 私にできるのは あとは直樹に
難しいことは
ぜってえ負けんじゃねえぞ!
直樹の道連れで これ以上 道連れ…
融資課長の半沢直樹は>
5億円の融資契約を取り付けた>
西大阪スチールは>
粉飾決算しており>
融資を受けた直後に倒産>
まんまと騙し取られてしまった>
なすりつけようと画策する>
誓うのだった>
バンカーとして生き残る>
あの融資の失敗が➡
言ったそうじゃないか!
しようとしていました
ハッキリ申し上げたにすぎません
5億の損失を出した
それ以上でも それ以下でもない
彼には彼の考えがあるのでしょう
あまり良いとはいえません
急いだほうがいい
さすがに かばいきれませんよ
我が支店に全責任を
させないつもりですから
浅野支店長
西大阪スチールは➡
ごまかしてくれたもんや
本当の金の流れは分かりません
照らし合わせてもらえませんか?
どうしました?
うち こんな儲かってへんで➡
西大阪スチールから5億程度やった➡
2億 どっかに消えとる
3年以上前から水増しをしてます
着々と金をため込み
準備?
計画的です
5億の融資を騙し取った後
それなら うなずけます
会社を立て直すことではなく
利益を得ようと考えたんです
騙された わしが
竹下さん
金 回収しようや
はい
やめてくれへんか?
テラ・セゾンのラスク
言っちゃったのに
すんごい うまい!
そこまで気を使うことないよ
それが ここのルールなんだから
うん?
聞き取り調査が どうだったか
顔見れば分かる
ご機嫌 取ろうと思ってるのよ
私が少しでもフォローしないと
何とかなる問題じゃないよ
これくらいだから
頑張ってもらうしかないから…
よく分かんないけどさ
遠くに行くのはイヤだからね